TEP Test
早稲田大学−ミシガン大学
科学・工業英語検定試験

 

検定試験の目的

「早稲田大学−ミシガン大学 科学・工業英語検定試験」- The Technical English Proficiency Test of the Joint Program in Technical Communication of the University of Michigan and Waseda University- は国際ビジネスに不可欠な実務英語(論文・スペック・マニュアル・提案書・契約書・通信文など)の運用能力を正確に測り、正しい科学・工業英語(テクニカル・ライティング)を普及させることを目的としています。

 

検定試験の特徴

「技術大国」と呼ばれる日本には、英会話を含め一般的な英語の検定試験は十指に余る数があります。しかし、日本の技術を世界に紹介し、技術交流を行うのに必要な科学・工業に関する英語のコミュニケーション能力を、正しく評価するための試験はありませんでした。したがって、世界各地で、製品の優秀さとは裏腹に、そのマニュアルや仕様書、その他のドキュメントが本来の目的を果たさず、種々の支障を来しているのが現状です。本検定試験は、こうした問題の解決のために実施されるものです。

 

ミシガン大学と早稲田大学が問題の作成や採点、運営方法などを責任を持って管理し、アメリカ大使館、日本商工会議所、ジャパンタイムズ社が後援するという文字どおり国際的で権威ある検定試験です。

 

ビジネス社会には理科系・文化系による英語の区別はありません。文化系の方も考慮して作問されていますので、ふるって受験して下さい。全社員に最低3級合格を課す企業も増えています。

 

出題内容

1級:各種科学・技術英文ドキュメントを作成する上で守るべき英語の実用的で、専門的な知識を問う。修辞法にのっとってのパラグラフ展開法、英文書構成法などを主に評価。

 

2級:種科学・技術英文ドキュメントに共通する英語の基礎能力やパラグラフの基本構成などを問う。「正確性」「明快性」「簡潔性」「主観性」「効果性」を主に評価。

 

3級:実社会で通用する英語の橋渡しとなる実務英語の基礎能力を問う。英文の基本構成や実用面の文法、科学・技術関係の語彙力を主に評価。

 

4級:実社会で使う英語の基礎能力を問う。英文の基本構成、基礎専門用語、数や単位などの基礎を主に評価。

 

問い合わせ先

日本テクニカルコミュニケーション協会
〒150 東京都渋谷区渋谷1-20-1 三進ビル
TEL 03-3406-3733 (代)