二次試験(面接)
二次試験は3人の試験官による5〜10分程度の簡単な面接である。試験官のインタビューに答える部分と、文房具のような小物についてテクニカルに口頭で記述
する部分からなる。二次試験は9割以上の人が合格するので、特に心配は無用である。
インタビュー
質問内容は個人により異なると考えられるが、筆者が受験したときは下記の内容であった。
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テクニカル・ライティングにとって、最も大事なことは何か?
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テクニカル・ライティングをいつから、どのように勉強しているか?
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テクニカル・ライティングをどのように使用しているか?
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ミシガン大学 科学・工業英語集中セミナー参加にあたりどのような勉強をしているか?
(この質問は、筆者が上記セミナーに参加することご存じであった篠田教授がされた質問であり、特殊な質問といえよう。)
口頭記述
テーブルの上に、テープレコーダー、電動鉛筆削り器、カメラ、電卓、ホッチキス等が並べられており、好きなものを一つ取り上げ、テクニカルに口頭で記述す
る。記述には定義法による記述と操作法の記述が考えられるがどちらでも良い。
定義法による記述
×××は△△△するための□□□である。 ×××はA, B, Cから成る。
Aは.... Bは.... Cは....
操作法の記述
This is how to operate XXX. First, ...... Second, ......
Next, ...... Finally, ......
注)This is XXX. で始めてはならない。「そんなことは知っているよ。我々をばかにしないで下さい。」と注意される。
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